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井戸調査

井戸にも定期的な点検と診断が必要です。
井戸や温泉は定期的にメンテナンスしてやることで永年継続利用が可能になります。

井戸調査

定期的な点検

人間は病院に行って診断してもらい、悪いところがあれば手術します。 車だって車検を受けて、修理することがあります。 水の恵みをもたらしてくれる井戸も同じことが言えるのです。 老朽化した井戸の再生には、早期発見と早期治療(リニューアル工事)が必要なのです。 手当が遅ければ、掘り替え(更新)をしなければなりません。

スケイル1 スケールや錆の
付着状況
目詰り状態確認
沈降していくスケール
スケールの膠着が発達しスクリーンを塞ぐ
スケイル2 スクリーン破損の
目視確認
スケールで塞がれたスクリーン
濾材が井戸内に入り砂の流入が止まる。
最後は井戸が崩壊する。
井戸3 揚水試験および解析
による井戸性能調査

採水による水質分析
使用目的により、水質検査項目は変わります。

井戸4 揚水機及び揚水管の
状態確認
電触による破損
断線・漏電

井戸の管理

井戸は生き物です 古来、人々の生活に恵みと潤いを与えてきた井戸。 しかし、その恵みは永遠のものでしょうか? 人々が老いるように、井戸もまた老朽化しています。 生活に密着した井戸も例外ではありません。 最近、井戸水の出が悪くなった、赤い水が出るようになった、 砂が混じるようになった。 カナイワは井戸を掘り続けて90数年。 お客様からそんな相談を最近よく耳にするようになりました。 ポンプが古くなったのかもしれません。 でもちょっと待ってください。 その井戸は、老朽化したのかもしれません。 高度成長期以後、深井戸のケーシングは、耐久性を高めるために金属製のものが多く使われようになりました。 水を集める管は、スクリーンと呼ばれ、金属製の巻線や網が使われています。地中に含まれる炭酸カルシウムが溶出することもあります。これらがスケールと呼ばれる固まりとなって井戸のスクリーンを塞ぐのです。 メンテナンスをしなくても、井戸がその性能を維持できるのは一般に15年と言われています。 井戸の管理